2011年6月に世界遺産登録。
奥州平泉、義経記でも有名な
「奥州藤原氏」の地です。浄土思想に基づいて造られた
寺院や庭園さらには遺跡などが点在し、現在も良好に維持保存されています。
独自の世界観があり、藤原氏が作り上げようとした
「理想世界」を
表現した一連の施設全体で構成資産として登録されています。
観自在王院跡
女性のチカラは昔から・・・。
奥州藤原氏の二代目基衡公の妻が建立したとされる
「観自在王院」。極楽浄土を表現した庭園は当時の民衆にも人気が高かったとか。
無量光院跡
「憧れ」から「挑戦」へ。
奥州藤原氏の三代目秀衡公が建立した無量光院は、
京都の宇治にある平等院鳳凰堂を模して建てたとされ、
調査の結果ではさらに
大きいものだったとされ、
超えようとした思いが感じられる。
金鶏山
中尊寺と毛越寺を中間で結び、無量光院の中心線も
この金鶏山と結ばれるというまちづくりの
基準とされた山で、「秀衡公が一晩で作った山」や
「雌雄一対の黄金の鶏が埋められている」などの伝説も。
〒029-4422 岩手県奥州市衣川区瀬原51
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